チラシのはじっこ

ゆったりと生きています。雑多なメモ置き場予定地。

活版印刷で世界に1冊だけのノートを作ってもらった

家にプリンターがあるのが当たり前な時代。活版印刷は教科書でしか見たことのないようなものだった。あれでしょ、金属板をはめ込んでガッシャンするんでしょ、膨大な文字並べるの大変そうだよね、くらいの認識。

そんな代物を、現在使っている人がいて、その場面を実際に見られる機会があると聞いた。いまも現役で使われていること自体に驚いたものの、自宅の近くでそのチャンスがあるなら乗っかるしかない。

…ということで、まんまる○さん(リンク)主催のワークショップで、一緒にオリジナルのノートを作っていただきました。

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表紙は14,5種類から選べ、中の用紙の種類も4種類ほど用意されていた。また、各種カスタマイズも可能で、欲張りな私は、2021年のスケジュール用紙を加え、さらに表紙には一番好きな星の名前まで入れていただいた。

また、別途ポストカードも作成してもらった。デザインは天の川?銀河鉄道?をイメージしたものをベースに、12星座または活版印刷の機械(「テキン」や「テフート」などというらしい)の絵版を追加で入れていただける仕様。

活版印刷と出会えた記念すべき日。折角なので、その図を入れてみた。勿論、こっちの用紙も何種類かの中から選択可能であった。なんというサービス精神。文房具好きには堪らない。

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その場で1枚ずつ刷っているから、インクの染み具合、もっと言えば、染みていく過程が見られる。こんな幸せなことがあるだろうか。 

 

コロナの影響で、最近はワークショップもあまり開けていなかったというお話を伺ったが、以前は工房も普段から見学可能で、さらには体験もできるようなイベントを開いていたのだという。大量にあるという活字の山々もひと目見たいので、いつか必ず行こうと思う。